山への招待

Invitation to the Forest

私たちが「山」と呼んでいるのは、植樹をした人工林の山です。それを「里山」と呼んでいます。原生林の人跡未踏の山、奥山ではありません。
それでも、里山には、生命のエネルギーとそのサイクルが満ち溢れています。
近代に入って、急速に都市化が進む一方で、様々な物流が発達し、その結果、人の暮らしと山は分断されていきました。山と暮らしを同じサイクルの中の二つの要素と考えることが、なかなか難しくなってきました。
たとえば、建築屋さんや大工さんでも、木がどのように育てられ、どのように伐採、製材されるかを知っている人は、本当に少ないのが現実です。そのような分断の環境では、木は人間の都合でいかようにでもなる、単なる「材料」としてしか見られなくなります。
是非、一度、山にあそびに来てください。そして、様々な山の生命のオーラを感じてください。その集大成として、50年~100年以上風雪に耐え、大切に育てられた木があるということが、実感していただけると思います。その命の力がごく自然に感じられます。
丸平木材の理念、製材哲学、乾燥哲学は、すべてこの「命のサイクル」に感謝し、そのサイクルの中に入れていただくという「感謝」の気持ちから始まっています。山に来ていただくことは、そのサイクルの始まりを共にするということなのです。
エコロジーとか循環型社会とか難しい言葉が飛び交っていますが、まずそのサイクルの出発点である山の空気から感じ取ることが百の言葉よりもわかりやすいかもしれません。きっと、新しい発見があるはずです。
丸平木材では、随時、森林見学会を開催して、皆様のお越しをお待ちしております。

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